熱海銀座商店街の和栗スイーツカフェ「和栗菓子kiito－生糸－」（熱海市銀座町）が9月10日、岡山県産シャインマスカットを使ったモンブランパフェの販売を始めた。

シャインマスカットは岡山県の契約農園から直接仕入れる

　期間限定メニューとして販売するのは「1mm（ミリ）和栗と岡山県産シャインマスカットのパフェ」（2,750円）。岡山県の契約農園から直接仕入れたシャインマスカットを使う。糖度が高く、皮ごと食べることができるのが特徴だという。パフェは、白ワイン入りのマスカットジュレ、熱海産だいだいの杏仁豆腐、丹那ヨーグルト、ライチシャーベットなどを層状に重ねた。同店の川岸瑞樹さんは「岡山の板野農園から直送する芳醇（ほうじゅん）なシャインマスカットと和栗ペースト、だいだいの杏仁豆腐がマリアージュし、生糸オリジナルのパフェに仕上がった」と説明する。

　同店は3月、「大人が熱海時間を過ごすカフェ」をコンセプトに開業。モンブランには熊本県上益城産の国産和栗を使い、オーダーを受けてから客の目の前で細さ1ミリの錦糸状に搾って提供する。フランス料理店を思い起こさせる店内での飲食のほか、街歩きや旅館に持ち帰って食べることができるようにとテークアウト用のモンブランスイーツも用意する。

　川岸さんは「コロナウィルス感染予防対策を徹底し、安心して来店してもらえるように備えている。当店で秋の訪れを感じてもらい、ラグジュアリーなスイーツでゆっくりとしたひとときを過ごしてもらえれば」と期待を込める。

　営業時間は10時～16時（テークアウトは17時まで）。木曜はテークアウト営業のみ。