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熱海・泉の「もんがわアグリパーク」で今シーズンのミカン狩り始まる

相模灘を望む斜面に広がるミカン狩り農園「もんがわアグリパーク」

相模灘を望む斜面に広がるミカン狩り農園「もんがわアグリパーク」

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 熱海のミカン狩り農園「もんがわアグリパーク」(熱海市泉元門川分)で11月6日、今シーズンの「ミカン狩り」営業が始まった。

かわいいミャラクターが客を出迎える

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 ミカン農家「みかん家ゆがわら」が運営する同農園。1906(明治39)年から現在の場所でミカンの作付けを始め、約25年前からミカン狩り営業を始めた。普段は市場出荷とネット販売を行っている。

 農園は全体で約0.8ヘクタールあり、相模灘を見渡す斜面でミカンのほかキウイを栽培する。年間でミカンは約20トン、キウイは約4トンの収穫があり、昨シーズンは約1500人がミカン狩りを楽しんだという。

 同園の高杉美帆さんは「今年は水不足の影響で見た目が良くないミカンもあるが、食べると甘くて出来の良いミカンに育った。サイズもミカン狩りにはちょうど良い大きさになっている」とほほ笑む。

 美帆さんは農園主の父の畑を未来に残そうと、会社員として働きながらホームページやSNSで農業や同園の情報発信にも取り組んでいる。美帆さんの長女「なーちゃん」も農園のマスコットキャラクターをデザインするなど、農園の盛り上げに一役買っている。

 美帆さんは「農園を親、子、孫へつなぐ場所にしたいという思いがある。子ども連れでも楽しんでほしい。同じ品種でも木によって味が違うのも楽しみの一つなので、食べ比べて存分に味わってもらえたら」と話す。

 営業時間は金曜~月曜=9時~15時。ミカン狩り(食べ放題)料金は大人=1,200円(土産付き)など。キウイ狩りは収穫体験と2キロの持ち帰りで1,800円。12月19日まで。

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