展示会「クレヨン王国ワールド2021」が11月11日、旅館「新かどや」(熱海市小嵐町)で始まった。主催は「クレヨン王国ワールドを広める会」。
展示会では、生前、熱海市に住んでいた作家・福永令三さんの作品「クレヨン王国」の表紙絵や令三さんが撮影した写真などを紹介。同館のラウンジでは、アニメ作品に登場する「シルバー王女」のイラストを描いたカフェラテやシルバー王国の紋章焼き印付き温泉まんじゅうを提供する。
期間中は、アニメ「夢のクレヨン王国」の中で、同館や来宮神社(西山町)がモデルとなった作品を上映。本やグッズの販売コーナーも設ける。
展示会の開催に合わせて、2022年に同作品がテレビアニメ化25周年を迎えるのを記念して「夢のクレヨン王国」ブルーレイボックスの発売も発表。令三さんの長女・桜さんは「ファンからの要望が多かったことで実現できた」と話す。同商品には全70話を収録。2022年2月25日の発売を予定する。
同会の会長で新かどや副社長の鵜沢友美さんは「来年の本イベントに向けてのプレイベントではあるが、令三さんの写真など貴重な展示があるので見に来てもらえれば。シルバー王女のカフェラテを飲みながらアニメを見てもらい、ゆっくりとクレヨン王国ワールドに浸ってほしい」と呼びかける。
開場時間は11時~16時。火曜定休。入場料は100円。12月12日まで。