熱海の観光庭園「アカオハーブ&ローズガーデン」(熱海市上多賀)で11月17日、ナイトウオークイベント「ACAO FOREST NIGHT WALK」が始まった。
COEDA HOUSEの内外もライトアップされ幻想的な雰囲気に
同園がこれまで営業していなかった夜の時間を使い、ライトアップした園内をランタン片手に散策するイベントを企画した。園内のカフェ「COEDA HOUSE」では、静岡茶や自家製ハーブシロップを使ったカクテルやホットドリンクを提供する。
園内の「曽我浅間神社」をスタート地点に、願い事をしたためたランタンで道を照らしながら園内のコースを歩き、ゴール地点の「シェードガーデン」で願い事を掲げる。コースの途中には、日本庭園「天翔」、イングリッシュローズガーデンなどライトアップしたフォトスポットを設ける。「COEDA HOUSE」の周辺もライトアップされ、月明かりに照らされた相模灘を眺めながら休憩できる。
同カフェでは、ジンに静岡茶葉を漬け込んで作った「合組千茶×ジンソーダ」「和紅茶×ラム(HOT)」(以上850円)など夜営業限定のドリンクを提供する。
都内から訪れた20代の女性観光客は「熱海駅のポスターでイベントを知って来た。園に来るのも初めて。ライトアップされた木々や景色がきれいで、来て良かった」と笑顔で話した。
同園の担当者は「昼間とはまた違った園の魅力や自然を味わってほしいと企画した。熱海には夜に楽しめる場所が少ないので、新たなスポットになれば」と期待を込める。
開催時間は18時~21時。火曜定休(11月23日、12月28日、1月4日は営業)。料金は大人=1,200円、小学生=600円。来年4月3日まで。