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熱海の焼き鳥店「鳥満」が移転リニューアル 広い店内で「ゆったり食事を」

移転オープンした焼き鳥店「鳥満(とりまん)」

移転オープンした焼き鳥店「鳥満(とりまん)」

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 熱海の焼き鳥店「鳥満(とりまん)」(熱海市銀座町)が11月1日、移転リニューアルオープンした。

熱海銀座商店街の「鳥満」外観

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 2009(平成21)年7月に熱海・渚町に開業した同店。移転場所は熱海銀座商店街に位置し、これまで姉妹店「炭火焼 ホル満」を運営していた場所。移転の経緯について、代表の矢島篤史さんは「『ホル満』は好立地だが熱海銀座のポテンシャルを引き出せなかった。渚町の場所よりも広い店舗で、本業の焼き鳥に集約して仕切り直そうと考えた」と話す。

 席数はカウンター15席、テーブル23席と、渚町の店舗よりも10席多く設けた。店舗面積は約2倍の広さになったため「渚町の時よりもテーブル同士の間隔も広く、ゆったりと食事が楽しめる」と言う。

 同店は、岩手県産や青森県産の銘柄鶏「あべどり」を使い、串は全て店で手差しにこだわる。矢島さんは「手間はかかるが、肉は均一のサイズできれいな形にカットすることで、均等に火が通る。1本当たり30グラム程度が一般的な焼き鳥だが、当店は70グラム程度あるのが特徴。食べ応えを感じてほしい」と話す。

 人気メニューは「レバ」で、「串焼きレバ」(290円)のほか、「ねぎレバ」(1,100円)、「レバニラ」「鳥もつ煮」(以上590円)などサイドメニューも豊富にそろえる。串焼きは180円から。移転に併せて、しちりんで焼く「海鮮焼き」のメニューを加えた。

 移転の反響について、矢島さんは「非常に手応えを感じている。あまり告知していないにもかかわらず想定以上に来店してもらっており、本当にありがたい」と話す。今後について、矢島さんは「元の渚町の店は仕込み場所として使っているが、ゆくゆくは渚町店を復活させて、2店舗、3店舗と『鳥満』を広げていきたい」と意欲を見せる。「オープンして以来、ずっと手差しにこだわってきた。また来たいと思ってもらうことをやりがいにスタッフは頑張っている。早い時間から開いているので、ゆっくりと使ってもらえれば」と呼び掛ける。

 営業時間は14時~22時(土曜・日曜・祝日は23時まで)。

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