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「熱海スイーツ」もクリスマス仕様に 市内スイーツ店で趣向凝らしたメニュー続々

「いちごBon Bon BERRY ATAMI HOUSE.」の「クリスマスアフタヌーンティーセット」

「いちごBon Bon BERRY ATAMI HOUSE.」の「クリスマスアフタヌーンティーセット」

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 熱海市内のスイーツ店各店で現在、デコレーションや季節の果物を使いクリスマス気分を盛り上げる期間限定スイーツを販売している。

「メリエンダ」が1日15食限定で販売する「ストロメリー」

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 地元人気店の一つ、「熱海プリン」では12月3日から、市内の熱海プリン全店舗で「2層仕立てのチョコレートプリン」(420円)を販売している。ビターテイストのチョコレートプリンの上にクリーミーなチョコクリームを載せた2層構造が特徴。熱海プリン食堂(熱海市上多賀)では、パンケーキにチョコレートプリン、1枚丸ごとの板チョコを併せた温かいスイーツ「メルティチョコプリンパンケーキ」(1,300円)を販売している。

 熱海銀座商店街の和栗スイーツカフェ「和栗菓子kiito-生糸-」(銀座町)では12月10日から、「1mm(ミリ)和栗と4種のベリーとピスタチオのパフェ」(2,750円)を販売している。イチゴ、ブルーベリー、ラズベリー、カシスの4種類のベリーを使う。川岸瑞樹店長は「ベリーの鮮やかな赤とピスタチオ味のパンナコッタの落ち着いた緑がクリスマスシーズンを彩るパフェに仕上がった」と自信を見せる。

 フルーツサンド専門店「熱海フルーツキング 平和通り店」(田原本町)では、クリスマスカラーをイメージしたという「いちごバナナ抹茶チョコサンド」(648円)を用意。チョコチップの入った抹茶クリーム、イチゴ、バナナをパンに挟み、カラフルなフルーツサンドがショーケースに並び行き交う人の目を引いている。

 熱海駅近くのワッフル店「merienda(メリエンダ)」(田原本町)では、1日15食限定で「ストロメリー」(600円)を販売している。焼きたてのワッフルにイチゴとホイップクリームを載せて提供する。同店店主の早田由香里さんは「伊豆産のイチゴをぜいたくにトッピングしたスペシャルなワッフルなのでぜひ食べてもらいたい」と呼び掛ける。

 イチゴスイーツ専門店「いちごBon Bon BERRY ATAMI HOUSE.」(田原本町)では12月4日から、一度にいろいろな味を楽しめるクリスマススイーツに仕上げたという「クリスマスアフタヌーンティーセット」(1,200円)を販売している。クリスマスツリーやサンタクロースをイメージしたスイーツ4個にコーヒーか紅茶が付く。このほか、季節のイチゴを使った「ひとりじめクリスマスケーキ」(1,000円)も販売している。

 熱海エリアでは近年、個性的なスイーツ店が続々オープンし、若年層の旅行者を中心に人気を呼んでいる。テークアウトして食べ歩きを楽しんだり、市内のフォトスポットで商品の撮影をしたりする若者の姿を多く見かける。「熱海スイーツ」との言葉も生まれ、各メディアやSNSでも頻繁に取り上げられるなど熱海の魅力スポットとして定着の兆しを見せている。

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