熱海市が1月24日、「熱海ワーケーションホームページ」を開設した。
熱海市内にあるワーケーション施設やワーケーションプランのある宿泊施設を紹介するポータルサイト。熱海市のホームページ内「事業者の方へ」から入る「企業誘致」ページ内にリンクを貼っている。
サイトでは、「日帰りの方」「宿泊滞在する方」別にページを分け、利用目的や「海が見える」「駅が近い」など人気の条件、利用人数で、施設を検索できる。
開設の経緯について、観光経済課の担当者は「コロナの影響でテレワーク化が進むなど働き方が変化してきた。熱海は首都圏から近く、温泉や自然も豊かで休暇を取りながら働く場所に適している。市内には実際にコワーキング施設や宿泊プランが増えている。検索エンジンにすることで、観光案内ではなく利用目的に合わせた施設選びができるようにしたかった」と話す。
施設の情報ページでは、Wi-Fiやプロジェクター設備などの有無、感染症対策などの情報を施設写真や地図と併せて掲載した。熱海市内の事業者らが企画する研修プランやセミナーの情報も併せて紹介する。
現在、30施設ほどを掲載し、今後随時掲載する施設を追加していく予定という。担当者は「首都圏の企業に企業研修や会議などで利用してもらいたい。ワーケーションをきっかけに市民とも関わりを持ってもらい、首都圏の企業と熱海の企業のマッチングにもつなげていければ」と期待を寄せる。