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熱海のゲストハウス「エンノバ」がリニューアル ワークスペース拡張、長期ステイに対応

「ennova(エンノバ)」店主の小口真世さんと梅原大我さん

「ennova(エンノバ)」店主の小口真世さんと梅原大我さん

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 熱海のゲストハウス「ennova(エンノバ)」(熱海市春日町)が4月17日、リニューアルオープンした。

個室ルームにはベッドと海の見えるデスクを設置

 2018(平成30)年12月にオープンした同施設。1階はカフェ&バー、2階と3階は宿泊ルームや共有リビングを備える。今回のリニューアルに当たり、3階の共有スペースと個室ルームを大幅に改装した。

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 共有スペースは壁で仕切り、半個室のデスク席を設けた。個室ルームはベッドとデスクを1部屋ごとに設置した。店主の小口真世さんは「長期ステイのお客さまが緩やかに過ごせる空間にリニューアルした。隔離されたデスクを設置することで、仕事に集中できる雰囲気を作りたかった」と話す。1階には広いテーブル席を設置。今後は日中の時間帯にドロップインで利用できるようにすることも計画しているという。

 もともと酒販店で、借りる直前はビルオーナーが駐車場として使っていたという同施設。都内や熱海市内で飲食店を経営したり、市内でゲストハウス運営に携わったりした経験を持つという小口さんは「開業から1年たち、リピーターのお客さまも増えるなど手応えを感じていたが、昨年は新型コロナの影響を受け客数が激減した」と話す。

 「コロナ禍の自粛期間を通じ、家でストレスを抱える人や自宅の限られた空間で仕事をしなければならない人がいることを知った。エンノバにもテレワークで仕事をする人、長期ステイする人が宿泊に来るようになった」と小口さん。「熱海の街を知りながら移住を検討できる長期宿泊プラン『試住プラン』を利用する客の様子を見る中で、複数の客が長期滞在しても仕事しやすく居心地よい空間にする必要性を感じ、施設のリニューアルを決意した」とも。

 リニューアルしたことで、これまで施設が大切にしてきた「安心できる居場所でさまざまな価値観に触れながら、お互いを尊重できる場所でありたい」との思いをさらに具現化できるという。小口さんは「ここに泊まると人生が変わるという声が多い。1階のバーは地元の常連客も多く、宿泊者を良い距離感で受け入れてくれる。宿泊者の中には、熱海の街や人が気に入って移住を決めた人もいる」と笑顔を見せる。

 宿泊担当の梅原大我さんは「ワーケーションなど長期ステイだけでなく、短期ステイも大切にしたい。長期、短期それぞれで熱海の良さを感じてもらえれば。泊まるだけで熱海の暮らしを感じられるような場所にしたい」と意気込む。小口さんは「エンノバに泊まることがきっかけで熱海に力をもらいながら、それぞれの人が抱えている思いや悩みなどを良い方向に進めてもらえたら」と話す。

 宿泊プラン料金(一人)は、1泊=3,740円~、1週間=2万7,500円~(専用デスク付き)、1カ月=5万5,000円~(専用デスク付き)。

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