夏本番を迎え、熱海市内のスイーツ店では現在、季節の果物などを使った期間限定スイーツを販売している。
「和栗菓子kiito-生糸-」の白桃を使った豪華なモンブラン氷(関連画像7枚)
熱海銀座商店街の和栗スイーツカフェ「和栗菓子kiito-生糸-」(熱海市銀座町)では7月20日から、岡山県産の清水白桃を使った「季節の果物のモンブラン氷 夏織-kaori-」(2,750円)を販売している。薄く削った氷に和栗ホイップクリームや約1ミリに絞った熊本県産の和栗ペーストなどをのせたモンブランのかき氷に契約農家から仕入れる白桃を添え、自家製の白桃シロップを付けて提供する。8月中旬以降は、白桃を国産マンゴーに切り替えて、夏を演出する。
フルーツサンド専門店「熱海フルーツキング平和通り店」(田原本町)では、7月上旬から販売を始めた「桃ラズベリーサンド」「桃ヨーグルトサンド」(以上734円)が人気だという。このほか、「すいかゼリー」(550円)や「シャインマスカットゼリー」(658円)など色鮮やかな夏季限定商品を置き、商店街を行き交う観光客の目を引いている。
同じく平和通り商店街にあり、今年4月にオープンした「いちごプラザ大福や」は、主力の「いちご大福」のほか、季節の果物を使ったフルーツ大福を用意する。夏季限定で販売する「若桃大福」(300円)や「メロン大福」(350円)は人気で、「大量生産できない商品ということもあり、早い日には午前中で完売する日も多い」という。
「熱海プリン」全店で販売している「熱海プリン レモン」(420円)は、特産の熱海レモンを使った商品。レモンが香るチーズケーキのようなプリンに、付属するレモンソースをかけて食べることで爽やかな風味が特徴だという。姉妹店のイチゴスイーツ専門店「いちごBon Bon BERRY ATAMI HOUSE.」では、「いちごパフェ氷スペシャル」(1,900円)、「いちごパフェ氷」(1,600円)、「けずりいちごおり」(700円)など、かき氷の商品を多くラインナップしてアピールする。
7月9日には海水浴場が開設され、29日からは夏季花火大会も始まって夏本番を迎える熱海。暑い夏に「熱海スイーツ」がひとときの「涼」を提供する。