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熱海駅前に「のむわらび餅 usagiiya」 和菓子店が新ブランド

8月に和菓子店「源楽」内にオープンした「のむわらび餅 usagiiya」

8月に和菓子店「源楽」内にオープンした「のむわらび餅 usagiiya」

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 「のむわらび餅 usagiiya(うさぎや)」(熱海市田原本町)が8月、JR熱海駅前の平和通り商店街にオープンした。

つるっとした食感が特徴の「のむわらび餅」定番メニュー4種(関連画像5枚)

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 商店街の和菓子店「源楽」の店内に併設して開業した同店。1950(昭和25)年に伊東市で創業し、竹炭と黒ごまを使った「源楽胡麻饅頭」などを提供してきた源楽が、和菓子を使った新しい食べ歩きスイーツを開発しようとオリジナルブランド「usagiiya」を立ち上げた。

 開業の経緯について、同店店舗担当者の伊藤千弥さんは「和菓子の定番食材のわらび餅に着目し、一過性ではなく文化として根付くようなものにしようと独自製法で作り上げた」と話す。企画当初から1年以上と開発から試行錯誤しながら半年かけて完成にこぎ着けた商品は「つるっとした喉越しとちょうど良い歯ごたえの『のむわらび餅』に仕上がった」という。

 同店の「のむわらび餅」は、透明カップに自社で製造したわらび餅や牛乳などを入れ、甘みを加えて提供する。味は「黒蜜きなこ」「濃抹茶ミルク」「ミルクティー」(以上580円)、「いちごミルク」(630円)を用意。今後は、季節に合わせた地元の食材を使ったメニューも提供していく予定だという。

 オープンから1カ月がたち、地元のリピーターの客もできたという。伊藤さんは「屋号の『うさぎや』には、元気に飛び跳ねるウサギのように店もお客さまも元気になってほしいという願いを込めた。多くの人が行き交う商店街にある店なので、お客さまに笑顔を提供し、熱海の街の元気に貢献していきたい」と力を込める。

 営業時間は10時30分~17時30分。販売は不定期で、店のインスタグラムに販売日を告知する。

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