熱海在住アーティストのダニエル・キャンベルさんの個展が現在、熱海駅近くのギャラリー「Article Atelier & Gallery」(熱海市桃山町)で開かれている。
カナダ出身のダニエルさんは、日本旅行で訪れた熱海の豊かな自然に引かれ、パリで活動した後、2020年に熱海に移住した。デッサンや写真をライフワークにしているという。
日本では初めて開催する個展となる今回のテーマは、「天使と無の間」。ダニエルさんが、日々の生活で実践している瞑想(めいそう)の練習から生み出された作品という線画や、夢の中で見たものを再現したという写真、瞑想の練習で使う椅子、ギリシャを意識した彫刻などを展示する。
ダニエルさんは「今回の個展を通して、見に来てくれた人にインスピレーションを与えたい。熱海の人に気軽に楽しんでもらえるような個展になれば」と話す。
開催時間は12時~19時。土曜・日曜のみ。入館無料。9月25日まで。