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熱海に「麺屋 きんめ丸」 伊豆特産品、キンメダイやアジだし取り入れ

熱海銀座商店街近くに「麺屋 きんめ丸」を開業した野辺賢二さん(左)

熱海銀座商店街近くに「麺屋 きんめ丸」を開業した野辺賢二さん(左)

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 ラーメン店「麺屋 きんめ丸」(熱海市銀座町)が10月1日、熱海銀座商店街近くにオープンした。

金色の丼で提供する「特きんめ金丸ラーメン」(関連画像4枚)

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 熱海市内で2020年1月に「金目鯛(キンメダイ)専門店 きんめ丸」(同)を開業した野辺賢二さんが経営する同店。同店は、伊豆特産品のキンメダイを使った一品料理や串揚げなどを提供する居酒屋としてメディアにも紹介されているという。

 ラーメン店を開業した経緯について、野辺さんは「熱海には夜遅くまで営業しているラーメン店が少ない。金目鯛ラーメンは『専門店』でも提供していてとても好評。キンメダイのほか、魚貝類を使った熱海らしいラーメンにこだわった店を企画した」と話す。

 店内にはカウンター席とテーブル席合わせて20席を用意。メニューは、キンメダイのあらや鶏ガラを店内で仕込んだスープを使う「特きんめ金丸ラーメン」、アサリのだしを使う「極 魚介鶏白湯(パイタン)ラーメン」、「辛味噌(みそ)オロチョンラーメン」、「極 鯵(アジ)干し醤油ラーメン」(以上1,188円)を提供する。インドネシア人のスタッフが多いことから、「インドネシア風海鮮チャーハン」(1,078円)、「インドネシアのスパイス豚煮込み小丼セット」(1,080円)などインドネシア料理も用意する。特製ラー油で食べる「よだれ鶏サラダ」(480円)や「ケンケン焼餃子(ギョーザ)」(390円)などの一品料理もそろえる。野辺さんは「お酒のメニューも豊富に置いている。今後は夜の居酒屋メニューも充実させていく」と話す。

 今後について、国内外で飲食店の開業や商品開発に携わってきたという野辺さんは「地元産のサクラエビやかんきつを使った自家製ラー油や金目鯛料理に使うたれなどを販売していきたい。店は魚貝系ラーメンでは熱海で最も人気が高い店に育て、将来的には熱海や伊豆の名産品を生かして都内や海外にも出店していけたら」と意気込む。

 営業時間は11時30分~15時、18時~24時。

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