企画展「キモノとコモノ 弐」が10月29日・30日、熱海市指定有形文化財「起雲閣」(熱海市昭和町)で開かれる。
2021年4月に1回目を開き、今年が2回目の開催となる同展。さまざまなアート関連のイベントが開催されて盛り上がりを見せている熱海に和装や着物で花を添えようと、イベント企画などを手がける「PLAN A(プランエー)」(上宿町)が企画した。同社の永田雅之社長は「すてきな作家らが熱海で活躍することで、趣きや芸妓文化のある熱海で、さらに着物を着る人が増えてくれれば」と話す。
今回の企画展では、伝統技法で製作する張り子お面、ステンドグラス製の帯留め、デコレーションげたなどを作る8人のアーティストの作品を展示・販売する。永田さんは「着物に限らず、洋装にも合うような現代的な作品も並ぶ。幅広い年代の人に楽しんでもらえるはず」と話す。
会期中には、着物を着て会場周辺を散策する町歩きや撮影会も予定する。永田さんは「和装や着物に合う逸品を見つけてもらえれば。起雲閣の見学と合わせて、観光客にも楽しんでもらえる企画にしたい」と意欲を見せる。
開催時間は10時~16時。入場無料(起雲閣の見学は別途料金が必要)。