熱海芸妓(げいぎ)見番歌舞練場(熱海市中央町)で1月14日、日本最大規模のカメラ女子コミュニティー「カメラガールズ」を招いた特別公演を開いた。
「カメラガールズ」は、カメラが趣味の女性が集まって全国各地で撮影会などを開くコミュニティー。約1万2000人が活動し、写真を通して地域の魅力の発信や人の交流の促進を図ってきたという。今回の特別公演は、熱海の芸妓文化を全国に発信しようという熱海芸妓置屋連合組合の働きかけで実現した。
当日は関東中心に全国から25人の「カメラガールズ」が集まり、普段は撮影できない公演の様子や舞台でポーズを取る芸妓たちを撮影して楽しんだ。カメラガールズ副代表の森愛美さんは「写真を通して女性目線で芸妓の姿を発信できたら」と話す。
同組合長の小笠原亜紀子さんは「芸妓の舞台を初めて見たカメラガールズのメンバーも多いと思う。写真や皆さんの発信力が芸妓文化を多くの人に知ってもらうことにつながれば」と話す。
撮影した写真は撮影者がSNSなどで公開する。