伊豆半島にホームタウンを置くサッカークラブ「SS伊豆」が2月15日、富士保育園(熱海市東海岸町)でサッカー教室を開いた。
SS伊豆は、「伊豆半島から世界へ」を合言葉に2016(平成28)年に設立。熱海の姫の沢スポーツ広場(伊豆山)をホームグラウンドに活動し、今季から東海リーグ2部で戦う。熱海では小学生を対象にしたサッカーアカデミーを熱海中学校グラウンドで行い、地域にサッカーを根付かせる活動にも積極的に取り組んでいる。
15日は、SS伊豆から伊藤壮コーチ、和田健佑コーチ、伊豆出身の井村勇斗選手が保育園を訪れ、年長・年中クラスの園児25人を対象にサッカー教室を開いた。サッカーボールを使ったリレーやドリブル、ミニゲームを行い、参加した園児たちは笑顔でサッカーボールを追いかけて選手やコーチとの交流を楽しんだ。
井村選手は「サッカーに触れる機会を提供したいと企画した。チームとしても地域と関わるきっかけになれば。子どもたちの元気な姿を見られたので、今シーズン戦う力に変えていきたい」と話す。