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熱海の「未来創造部」、1年で23本の映画上映 社会問題考えるきっかけに

15日に開かれた上映会の様子

15日に開かれた上映会の様子

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 熱海で環境活動に取り組む「未来創造部」(熱海市渚町)が映画を通して社会問題や環境問題を考えてもらう活動「未来創造シネマ」が3月の上映で最終回を迎える。

上映を続けた未来創造部副社長の光村智弘さん

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 「未来の子どもたちにきれいで楽しい地球を残す」を合言葉に環境問題に取り組む同社。昨年4月から毎月2回ほどのペースで、映画配給会社「ユナイテッドピープル」(福岡県糸島市)が配給する環境問題や社会問題を取り上げたドキュメンタリー映画を鑑賞する上映会を開いてきた。

 1年間のプログラムは3月30日の上映会が最後になるが、30日に上映する作品も含めて23本を上映した。開催の経緯について、同社副社長の光村智弘さんは「映画から環境・社会問題を考えたり、ディスカッションで交流したりする機会を熱海で作りたかった」と話す。

 1年間の上映を通して、光村さんは「鑑賞後のディスカッションでは参加者からさまざまな意見が出てくる。映画を見て視点が変わると問題に対する見方にも変化を感じる。地道に開催してきた価値はある」と振り返る。

 30日は、日本をヒッチハイクで旅をしながら各地の持続可能な取り組みを体験するフランス人カップルを追ったドキュメンタリー映画「できる-セ・ポシブル」を上映する。光村さんは「実写を通して、実際に世の中で起きている問題に対するヒントを与えてくれるはず」と話す。

 開催時間は13時~15時、19時~21時。参加料は、大人=1,000円、高校生以下無料。申し込みは同社ホームページで受け付ける。

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