「ATAMIジャカランダフェスティバル2023」が6月1日から熱海・東海岸町のジャカランダ遊歩道で始まるのを前に現在、紫色の花が開き始めている。
「ATAMIジャカランダフェスティバル2023」案内(関連画像5枚)
世界三大花木とされるジャカランダは、熱帯地域を中心に分布するノウゼンカズラ科に属する落葉高木。1990(平成2)年に熱海市の国際姉妹都市・ポルトガルのカスカイス市からジャカランダが贈られた。2019年に死去した大塚商会の名誉会長・大塚実さんの支援でジャカランダの植え増しと遊歩道の整備を行い、海岸沿いを彩る熱海の名所になっている。
現在、ジャカランダ遊歩道を中心に親水公園や国道135号沿いなどに高木26本、低木108本が植わる。毎年夏の始まりの時期にラッパの形をした紫色の花が咲き、「夏を告げる花」と言われる。5月17日時点で一部の木に開花が見られる。
6月1日から始まる「ジャカランダフェスティバル」では、期間中、毎日18時から22時までジャカランダ遊歩道でライトアップが行われる。熱海市観光協会は、同時期に見頃を迎える糸川遊歩道のブーゲンビリアのライトアップと併せ、鑑賞を呼びかける。
「ATAMIジャカランダフェスティバル2023」は6月18日まで。