実りの秋を迎えた熱海で現在、スイーツ店が季節の果物などを使った期間限定商品を販売している。
「和栗菓子kiito-生糸-」のシャインマスカットを使った「和栗と季節の果物パフェ」(関連画像4枚)
熱海銀座商店街の和栗スイーツカフェ「和栗菓子kiito-生糸-」(熱海市銀座町)は9月下旬から、熊本県上益城郡産の新栗を使ったモンブランスイーツを提供している。同店店長の川岸瑞樹さんは「今年の新栗はとても風味が力強いのが特徴」と話す。「和栗と季節の果物パフェ」やテイクアウト商品「季節のモンブランソフト」には、契約農家から仕入れるシャインマスカットを使う。
フルーツサンド専門店「熱海フルーツキング平和通り店」(田原本町)は9月25日、「マロンサンド」(750円)や「巨峰ゼリー」(594円)、「柿ゼリー」(453円)の販売を始めた。すでに販売していた「おいもサンド」(780円)や「和梨ゼリー」(486円)などと合わせて秋季限定商品が目を引く。同店店長の田中菜津子さんは「食欲の秋ならではの食材をふんだんに使った商品がたくさん登場しているので、堪能してほしい」と話す。
「熱海プリン」全店では、9月22日から秋の定番フレーバー「かぼちゃプリン」(450円)を販売している。販売は今年で6年目で、毎年1カ月で1万本以上を販売する人気商品。「えびすかぼちゃ」を使った自然な甘さとカラメルのほろ苦さがマッチした商品という。
涼しい秋の風を感じるこの季節、「熱海スイーツ」が観光客らを出迎える。