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熱海・咲見町に「深夜食堂ステーキ居酒屋」 海鮮丼店内で深夜のみ営業

「深夜食堂ステーキ居酒屋」を開業した太田美香さん・宍戸大祐さん

「深夜食堂ステーキ居酒屋」を開業した太田美香さん・宍戸大祐さん

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 「深夜食堂ステーキ居酒屋」が9月15日、「どろめ茶屋咲見店」(熱海市咲見町)内にオープンした。

「どろめ茶屋咲見店」の店内

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 「どろめ茶屋咲見店」は、和歌山県で生しらすの卸を手がけるTAMIKAが2019年8月に海鮮丼店として開業。生しらすや旬の魚介を使った海鮮丼や一品料理を提供してきた。

 「深夜食堂ステーキ居酒屋」は、どろめ茶屋が営業してこなかった深夜帯に食事を提供しようと、ステーキや麺類などを中心とした食堂として営業する。開業の経緯について、TAMIKA社長の太田美香さんは「熱海の飲食店は閉店時間が早く、どろめ茶屋も23時で閉店していた。観光客や住民が夜遅く食事する場所を探して困っている姿を見てきたので、深夜まで食べて飲める店にしたかった」と話す。

 メニューは、店舗責任者の宍戸大祐さんが中心となって考案。気軽にステーキを食べられる店が熱海に少ないことから、「サイコロステーキ」(150グラム=1,800円、200グラム=2,380円)を提供する。「どろめ特製ダレにニンニクや大根おろしなどを合わせた自家製ソースがステーキにぴったり合う」と宍戸さん。「俺の中華そば」(900円)、「えび天そば」「えび天うどん」(以上1,000円)、和歌山名物「めはりずし」(350円)などもそろえる。

 開業から約2週間たち、「開いている店があって良かった」と訪れる観光客も多いという。宍戸さんは「地元の人にも愛され、観光客にも喜んでもらえる店になれるように努力を惜しまずやっていきたい」と力を込める。

 営業時間は23時~翌3時。(どろめ茶屋は11時~)

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