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熱海・渚町に「熱海飯店」 深夜まで営業、気軽に町中華を

中華料理店「熱海飯店」の梅原翼店長

中華料理店「熱海飯店」の梅原翼店長

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 中華料理店「熱海飯店」(熱海市渚町)が9月1日、オープンした。

居酒屋だった物件を改装したレトロな雰囲気の店内(関連画像7枚)

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 熱海市内で飲食店を展開する「PLAY and WORKS GROUP」が経営する同店。代表の三浦渉さんは「熱海で夜遅くまで食事ができる店が減ってしまった。町中華として気軽に食べにきてもらえる店を作りたかった」と話す。

 席数は、カウンター席と小上がり席合わせて24席。居酒屋物件を改装した。「昔からあるような町中華を表現したかったので、改装は最小限に抑えてできる限りそのままの状態を生かした。レトロ感のある店内に仕上げた」と三浦さん。

 店長は、ホテルレストランでフランス料理シェフ経験を持つ梅原翼さんが務める。今回、経験を生かしながらも料理の知識を広げたいと、中華料理店での新たなチャレンジを選んだ。梅原さんは「提供している物はオーソドックな『ザ・町中華』といわれる料理だが、今後はフレンチ要素も取り入れた料理を提供していきたい」と意欲を見せる。

 メニューは、麺類、ご飯物、炒め物、一品料理など約30種類。伊豆山復興を願って考案したという「らーめん」(700円)をはじめ、伊豆・稲取名物「伊豆の肉チャーハン」(1,000円)、中華丼(950円)、熱海飯店風焼きそば(800円)などをそろえる。三浦さんは「味はもちろん、ボリュームも重視している。おなかいっぱい満足して帰ってほしい」と話す。

 「オープンから約2週間たち、予想の3倍以上の反響」とも。「ランチ営業を行う予定だったが、仕込みが追いつかず、今は夜の営業のみにしている。店を利用してくれているのは、地元の人だけでなく観光客や別荘の人までさまざま。夜遅くに食事する店がほしかったと喜んでくれている。高齢で深夜まで営業できない店も増えているので、自分たち若い世代が夜の街で新しい役割を担っていければ」と話す。

 営業時間は18時~翌3時。月曜定休。

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