マルシェイベント「Atami de Ichiba(アタミでイチバ)」が11月19日、熱海駅の商業施設「ラスカ熱海」(熱海市田原本町)前の特設会場で開かれた。主催は加和太建設(三島市)内の「Atami de Ichiba実行委員会」。
マルシェイベント「Atami de Ichiba」の様子(関連画像4枚)
ラスカ熱海の7周年を記念して初めて開催した同イベント。静岡県東部を中心に活動する7店が出店した。開催の経緯について、同社の渡辺修さんは「熱海だけでなく静岡東部や伊豆の名産品や土産物にも注目してもらいたかった。観光の拠点で多くの人が集まる熱海駅前で開いた」と話す。
出店したのは、富士山麓のオーガニック野菜「坂尻ハジメ」、下田市の土産物「下田時計台フロント」、フラワーアーティストの後藤清也さんによる花束とバラジャム「SEIYA Design」、三島のガトーショコラ「ALBEDO(アルベド)」、クラフトビール「Mt.Fuji Brewing」、伊東のみかん狩り農園「泰山園」、原木干しシイタケ「修善寺しいたけの里」。
19日は夜に熱海海上花火大会が開催されたため、駅前には多くの観光客の姿があり、マルシェもにぎわいを見せた。泰山園のミカンと修善寺しいたけの里の干しシイタケの詰め放題には、多くの人が詰めかけて人気を博した。
渡辺さんは「ラスカ熱海のテナントや商店街の店とも共存できるような新しい形のイベントになれば。関係者に協力してもらうことで今後もイベント開催を続けたい」と話す。