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熱海・起雲閣通りに「ジンギスカンMOJIRI」 北海道産ブランド羊を提供

「ジンギスカンMOJIRI」マネジャーの柿田莉緒さん、料理長の石川慎太郎さん

「ジンギスカンMOJIRI」マネジャーの柿田莉緒さん、料理長の石川慎太郎さん

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 「ジンギスカンMOJIRI」(熱海市昭和町)が1月1日、熱海・起雲閣通りにオープンする。

黒を基調にした高級感ある「ジンギスカンMOJIRI」カウンター席(関連画像7枚)

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 熱海市内で「鮨(すし)加喜田」と「創作料理REN(れん)」(以上、銀座町)を運営する柿田武史さんが新たに開く同店。柿田さんの出身地である北海道赤平市の茂尻町を店名に採用した。柿田さんは「北海道に帰省する時には必ずジンギスカンを食べている。熱海や周辺地域でも珍しい本場北海道のジンギスカンを味わってもらいたいと出店を決めた」と話す。

 店舗面積は約28坪。席数は、カウンター席とテーブル席、個室席合わせて35席。店内は黒を基調にして落ち着いた雰囲気に仕上げたという。柿田さんの長女でマネジャーを務める莉緒さんは「シックで高級感ある店内になった。1人客はカウンター席で、団体客は小上がりの個室で、それぞれ楽しく食事をしてもらいたい」と話す。

 メニューでは、北海道のルスツファームで育てたブランド羊「羊蹄(ようてい)ひつじ」を扱う。提供するのは、「ホゲット」と呼ばれる生後12カ月以上24カ月未満の羊の肉で、臭みが少なく甘みが強いのが特徴という。料理長の石川慎太郎さんは「年間200頭しか出荷されない希少な羊を一頭買いするが、月に2、3頭しか割り当てがないので、売り切れてしまう可能性が高い」と話す。「羊蹄ひつじ肩ロース」(2,680円)、「羊蹄ひつじ上ヒレ」(2,980円)など、部位ごとに数量限定で提供する。

 「羊蹄ひつじ」のほか、北海道産の羊肉を使った「塩もみ生ラム(ランプ)」(1,280円)、「生ラム食べくらべセット」(2,580円)などを提供する。「インカのめざめポテトフライ」(880円)、「本ズワイガニの出汁(だし)巻き玉子焼」(1,180円)、「MOJIRIスープカレー」(980円)など、北海道名物を使ったアラカルトメニューも15種類ほど用意する。

 ドリンクメニューは、「生絞りレモンサワー」「生絞りだいだいサワー」(以上800円)をはじめ、ワインやウイスキーの品ぞろえにも力を入れるという。

 柿田さんは「何度も北海道に足を運んで商談することで熱意が伝わり、『羊蹄ひつじ』を仕入れることができた。自分の故郷の地名を使った思い入れの強い店」と話す。莉緒さんは「すでに三が日はほぼ予約で満席となっている。父が経営している他の2店を超える人気店にしていきたい」と力を込める。「カロリーを気にする女性をはじめ幅広い世代の人に、ヘルシーなジンギスカンを食べてもらいたい」とも。

 営業時間は15時~22時。木曜定休。

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