住民に熱海の魅力を再発見してもらう体験イベント「熱海おんぱく2024冬~熱海温故知新博覧会~」のオープニングセレモニーが1月11日、糸川ドラゴン橋(熱海市中央町)で開かれた。主催は「machimori(マチモリ)」(銀座町)。
鏡開きでオープニングを祝う市来さん(右)とゲストの芸人・あつこさん(左)
同社が2009(平成21)年から2011(平成23)年にかけて「オンたま(温泉玉手箱)」として開催したイベントを「熱海おんぱく」として昨年1月に再開。昨年は、市内中心部の街歩きや小山臨海公園(下多賀)でのワークショップなどを開いた。
今回は、「GOOD LIFE, GOOD ATAMI」をテーマに、熱海の暮らしを楽しんでもらうプログラムを展開する。同社の清田周子さんは「今回は南熱海から伊豆山までエリアを広げてプログラムを提供する。プログラムの幅も広げ、熱海の暮らしに焦点を当てた内容になっている。地元の人や熱海に何度も訪れている観光客に新しい熱海の魅力を知ってもらいたい」と話す。
開催期間は2月1日~25日。伊豆山エリアの街歩き、市街地のバーやスナックの飲み歩き、魚市場のセリ見学、干物作り、温泉水を使った石けん作りワークショップなどのプログラムを用意する。
11日のオープニングセレモニーでは、鏡開きをすると共につきたての餅を来場者に振る舞った。あいさつに立った同社社長の市来広一郎さんは「体験を通して日常の熱海での暮らしを発信したい。行きつけの店ができたり、楽しい暮らし方が発見できたりするようなイベントになれば」と話す。