見る・遊ぶ

「熱海おんぱく」始まる スポーツやアートで街の魅力を体験

小山臨海公園での「竹灯りづくり」ワークショップの様子

小山臨海公園での「竹灯りづくり」ワークショップの様子

  • 24

  •  

 住民に熱海の魅力を再発見してもらう体験イベント「熱海おんぱく2023秋~熱海温故知新博覧会~」が10月14日、小山臨海公園(熱海市下多賀)などで始まった。主催は「machimori(マチモリ)」(銀座町)。

「おだし講座~『おだし』ではじめるスローライフ~」の様子(関連画像4枚)

[広告]

 同社が2009(平成21)年から2011(平成23)年にかけて開催した同様のイベント「オンたま(温泉玉手箱)」を「熱海おんぱく」として1月に再開した。今回は、「まちにもっと遊びを。」をテーマに、「スポーツの秋」「芸術の秋」「公園YOKA」の3カテゴリでプログラムを展開する。

 初日の14日は、公園での余暇活動を楽しんでほしいと、小山臨海公園の芝生広場や南熱海マリンホールを会場に屋内外でのプログラムを企画した。「おだし講座~『おだし』ではじめるスローライフ~」では、三島市の飲食店「畑ごはん あぐり」が昆布と網代の削り節店「丸藤」のかつお節を使い、だしの作り方などをレクチャーした。参加者は、削り節を煮出す温度やだしの料理への使い方などメモを取りながら耳を傾けた。

 網代の竹林整備で間伐した竹に電動ドリルで穴を開けて作る「竹灯(あか)りづくり」のワークショップも開催。作り方は、熱海市内で森林整備などを手がけるNPO法人「熱海キコリーズ」にも所属する竹細工職人で石井友子さんが教えた。

 このほか、ヨガ体験や映画上映会、コンサートなど、公園での休日を楽しんでもらうプログラムを提供した。11月3日・19日には南熱海エリアを舞台にしたロゲイニングも開催。12月10日には、竹器作りのワークショップも開く。

 12月10日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース