多賀小学校3年生児童が1月16日、和菓子製造販売「間瀬」(熱海市網代)の工場見学を行った。
地域の事業者を訪問して地域研究に取り組む「総合的な学習」の一環。この日は、児童48人が工場見学を前に菓子製造の工程や見学の注意点を聞いた後、白衣に着替え、同社の看板商品「伊豆乃踊子」の製造工程とあんの製造を見学した。
見学を終え、児童の大野ちひろさんは「大きな音を立てた機械から出てきて形になっていく様子が面白かった。見学できてよかった」と笑顔を見せる。
この日は、地元の干物店での干物作り体験や削り節工場でのかつお節の試食も行ったという。国原尋美校長は「子どもたちの地域探求のために受け入れていただいた地域の事業者に感謝。子どもたちには、地域のことやさまざまな働き方があることを知ったり、五感で刺激を受けたりして社会学習に役立ててほしい」と話す。