「炭火焼きビストロ ラ・ボラッチャ」(熱海市中央町)が3月15日、初川沿いにグランドオープンする。
昨年3月、スペイン料理店「バルデビノス」を開店した野中バルディア万里夫(マリオ)さんが運営する同店。席数はカウンター席とテーブル席を合わせて20席。元スナックの店内を生かして「大人がゆっくり楽しめる落ち着いた雰囲気」に仕上げたという。「同じビル内に空きが出たため、新しい業態にチャレンジする」と野中さん。約20年にわたり焼き鳥店で働いた経験を持つという店長の疋田稔さんは「自分の経験と野中さんの洋食の経験を生かした店にしたい」と話す。
メニューは、備長炭を使って焼き上げる串焼きや海鮮焼きをそろえる。鶏肉は、静岡県産の銘柄鶏「富嶽白鶏(ふがくはっけい)」を使う。「やわらかくてジューシーで、塩と合う」と疋田さん。焼き鳥は「おまかせ5種」(1,100円)のほか、単品(1本250円)も用意する。海鮮焼きの魚介類は、は「有頭エビ」(550円)、「アワビ」(1,980円)、「サザエ」(2個=1,540円)など。「バルデビノス」で人気というピザやリゾットは同店から出前してもらい用意する。
ワインは100種類以上を用意。価格は、グラス=550円~、ボトル=3,300円~。日本酒の価格は500円から。
「焼き鳥は店内で1本ずつ手打ちする。日本酒やワインと一緒にゆっくりと楽しんでほしい」と疋田さん。野中さんは「バルデビノスでは提供していないような洋食メニューも今後、提供していきたい」と話す。
営業時間は18時~翌1時。月曜・火曜定休。