「熱海たこ焼工房 chiechan」(熱海市渚町)が4月4日、移転リニューアルオープンする。
大阪のたこ焼き店や移動販売で修業した店主・松本知恵さんが2021年10月、渚町の初川沿いにオープンした同店。常連客から親しまれ「ちえちゃん」と呼ばれている松本さんは「街の人たちの温かさに恵まれた。とてもありがたい」と笑顔を見せる。より多くの人にたこ焼きを食べてもらいたいと、同じ渚町でも熱海サンビーチに近い場所に移転してリニューアルオープンする。
店舗面積は約5坪。席数はカウンター4席。目の前でたこ焼きを焼く姿を見てもらえるようにした。立食カウンターも設けている。移転に当たり、松本さんは「物件のオーナーから、たこ焼き店ができることで地域ににぎわいが生まれればと、背中を押してもらった」とも。
メニューは移転前と変わらず、「塩ガーリック」「明太子(めんたいこ)マヨネーズ」「オリジナルソース」「おろしポン酢」(以上8個750円)、「4種盛り」(16個1,400円)を用意。ランチタイムには、「たこ焼き定食」「冷やし中華」「ベーコンハムエッグ丼」(以上1,250円)、「チキンカレー」(1,500円)も提供する。ドリンクは、コーヒーやハニーティーのほか、ビールやハイボールなどアルコールメニューもそろえる。
深夜も食事ができるように翌1時まで営業時間を延ばした。「以前よりも人通りが多いエリアに移ることができた。花火大会や海開きの時の集客にも期待したい」と松本さん。「10歳若くなったつもりで、より一層頑張りたい。地元客も観光客も食事を楽しんでもらえる店にしたい」と意気込む。
営業時間は12時~翌1時。火曜定休。