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熱海ブランド「A-PLUS」 中国人インフルエンサー活用で認知拡大へ

熱海ブランド「A-PLUS」の商品を撮影する丁珉さん

熱海ブランド「A-PLUS」の商品を撮影する丁珉さん

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 熱海ブランド「A-PLUS(エープラス)」商品を中国向けにPRするためのインフルエンサープロモーションが1月16日、商業施設「ラスカ熱海」(熱海市田原本町)内のA-PLUSショップで行われた。

商品を選ぶ丁さん

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 A-PLUSを推進する熱海商工会議所が企画した同イベント。インバウンド(訪日客)向けプロモーション活動を手がける「富士山浪漫之旅」(沼津市)が協力し、中国人インフルエンサーが参加した。企画について、同会議所の白井萌以さんは「熱海はまだインバウンドの認知度が低い。まずはSNSを活用して、増えている中国人観光客をターゲットにしたプロモーションを行うことにした」と話す。

 参加した中国人インフルエンサーの丁珉(テイ・ミン)さんは、都内の醸造所で働きながら、主に日本国内のグルメ情報を中国人向けに発信する活動を行う。中国のSNS「RED(小紅書)」「Weibo(微博)」の丁さんのアカウントフォロワー数は合わせて100万人を超える。

 丁さんは今回、店で販売している温泉まんじゅうや干物などを撮影。実際に購入し、1月下旬にSNSで紹介する予定だという。丁さんは「熱海はよく訪れているが、これまで土産物はあまり買ったことがなかった。興味を持ってもらえるように、まとめて発信したい」と話す。

 丁さんの他に3人の中国人インフルエンサーもA-PLUSの商品の発信に協力する。白井さんは「A-PLUSでは初の試み。反響を検証して次の展開も検討していきたい」と話す。

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