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熱海港と初島を結ぶ高速船「金波銀波」が就航 小島よしおさんが船長に

高速船「金波銀波」の船長として船内巡回する小島よしおさん

高速船「金波銀波」の船長として船内巡回する小島よしおさん

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 熱海港と初島港を30分で結ぶ新しい高速船「金波銀波(きんぱぎんぱ)」が7月12日、就航した。運航は富士急マリンリゾート(熱海市和田浜南町)。

小島よしおさんのステージパフォーマンスや船内の様子など(関連画像10枚)

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 船のコンセプトは「船まるごと初島」。「熱海と初島間のアクセスの快適性と観光体験の質の向上を図るとともに、初島を目指す時間そのものが旅の一部になるように」との思いを込めたという。

 「金波銀波」は全長44メートル、定員626人。外装は「初島の岩石」をモチーフにした黒色をベースに、熱海が発祥地とされる国産レモンの「黄色」をアクセントに取り入れたデザインで、「インパクトがありながらも明るく親しみやすい雰囲気」を演出したという。

 船内は4階構造で、地階にはカウンター席や半個室スペース、1階には富士山型の背もたれを備えたボックスシートや海を望める座席を備える。2階は遊歩デッキとして設計し、レールアートや子ども向けの仕掛けも用意。3階デッキには人工芝の広場が広がり、開放的な船上時間を演出する。入り口近くにはショップカウンターを設け、地元産レモンを使ったレモネードやレモンビール、スナックなどを販売する。1階前方には特別室「金富士(きんふじ)」も設け、特別感のある時間を提供する。

 就航記念イベントとして熱海港で出発式が行われ、初便の船長としてお笑い芸人の小島よしおさんが登場して会場を盛り上げた。小島さんは「金波銀波」にも乗船。操舵(そうだ)室から船内放送で「金波銀波、出発します。おっぱっぴー!」と合図した。小島さんは船内を巡回しながら乗客とも交流し、船長としての役割を務めた。

 「金波銀波」の就航に合わせ、熱海・初島航路は「初島リゾートライン」として新たに名称を刷新した。富士急マリンリゾートの堀内明広社長は「快適に非日常を感じてもらうことをコンセプトに船を造った。お子さま連れのファミリーから大人まで優雅に船旅を楽しんでほしい」と話す。

 往復乗船料は、大人(中学生以上)=2,900円、小学生=1,450円。特別船室「金富士」は1室4,000円(別途乗船券が必要)。

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