生花店「花と緑のキタザワ」(熱海市桜町)が9月10日、JR熱海駅の商業ビル「ラスカ熱海」(田原本町)に期間限定ショップをオープンした。「応援花」として販売するヒマワリの売上は、伊豆山土石流災害の復興支援に寄付する。
同施設1階のラウンジスペースにオープンした同店。同施設への催事出店は初めて。ヒマワリのほか、季節の花のブーケやガラス花瓶と花のセット、観葉植物など色とりどりの花が並ぶ。同店の萩原京佑さんは「駅ビルなので持ち帰りしやすい花を選んだ。立ち止まって『花がきれいだね』と声を掛けてくれるお客さまも多い」と話す。
ヒマワリは「応援花」として販売し、7月3日に発生した伊豆山土石流災害の復興支援のために売上の全額を熱海市に寄付する。7月21日から8月31日までの間に同店が販売したヒマワリの花646本分の売上金の合計11万930円は、既に熱海市への寄付を終えている。萩原さんは「店のスタッフから声が上がり、伊豆山のために力になりたいというお客さまにも寄付しやすい方法を取った。花を通して少しでも熱海が明るくなれば」と期待を込める。
営業時間は10時~18時。9月15日まで。