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熱海駅の駅ビル「ラスカ熱海」がピンクの彩りに 桜にちなんだ商品出そろう

桜の和菓子を取りそろえる和菓子店「菓子舗 間瀬」

桜の和菓子を取りそろえる和菓子店「菓子舗 間瀬」

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 熱海の玄関口JR熱海駅のショッピングセンター「ラスカ熱海」(熱海市田原本町)内の各店が現在、桜の季節にちなんだ期間限定商品を販売している。開花のピークを迎える「あたみ桜」と共に、市内を鮮やかなピンク色に彩る。

「黒麦まんじゅう本舗」の「桜まんじゅう」

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 「黒麦まんじゅう本舗」は1月中旬から「桜まんじゅう」を販売。同店の鈴木沙弥さんは「通常販売している黒麦まんじゅうの桜バージョン。一昨年販売して人気があったので、2年ぶりに復活した」と話す。黒麦まんじゅうの特徴である麦こがしの香ばしさに加え、桜の葉の塩漬けを生地に練り込んだことで、甘味と塩味のバランスを味わうことができるという。「地元の方にも好評で、おやつとして購入する方も多く、完売する日も多い」とも。1個=105円、6個入り=680円。

 和菓子店「石舟庵」の「献上 伊豆桜饅頭」は、1月上旬から販売する毎年定番の期間限定和菓子。あんには伊豆・松崎の桜の葉を練り込み、まんじゅうの上に小田原の八重桜の塩漬けをアクセントにのせる。同店の村上晴香さんは「伊豆の豊かな自然と思いを込めて作った商品。土産に購入するお客さまが多く、受け取った方も喜んでくれたと言っていただける」という。1個=216円、3個=777円。

 和菓子店「菓子舗 間瀬」には1月上旬から、「桜きんつば」など期間限定の和菓子が並ぶ。同店の鈴木美加さんは「桜きんつばには、伊豆産の桜の刻んだ葉、他のきんつばには入っていない白小豆が入っていて、上品な味が楽しめる毎年人気の和菓子」だという。2個=378円、6個=1,026円。今年から新しいパッケージにした「桜ごよみ」など、桜の季節にちなんだ和菓子も取りそろえる。

 漬物店「岸浅次郎商店」は1月中旬から、あたみ桜の開花に合わせて期間限定の漬物「さくら漬」(432円)を販売。さくら漬は一般には大根に着色をして作ることが多い。同店の岸久美子さんは「当店のさくら漬はカブの酢漬けで、着色料は一切使わず、カブ自体の色によって、桜の花びらのようなピンク色に。お客さまからも珍しいという声をよく頂く。他の漬物とセットで購入するお客さまが多い。季節を感じてもらえれば」と呼び掛ける。

 ラスカ熱海ショッピングエリアの短縮営業中の営業時間は10時~18時。

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