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熱海未来音楽祭のプレイベント 「祈り」テーマに朗読と能のパフォーマンス

町田康さん、安田登さん、塩高和之さん、巻上公一さんのパフォーマンス(左から)

町田康さん、安田登さん、塩高和之さん、巻上公一さんのパフォーマンス(左から)

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 「第3回 熱海未来音楽祭2021」のプレイベント「祈りと物語」が10月2日、桃山雅苑(熱海市桃山町)で開かれた。

「第3回 熱海未来音楽祭2021」プログラム

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 「音楽と文学、芸能によって伝えられる祈りと物語とは」をテーマに行われた同プログラム。熱海未来音楽祭のプロデューサーで熱海在住の音楽家・巻上公一さん、同じく熱海在住の作家・町田康さん、能楽師の安田登さんによる鼎談(ていだん)とパフォーマンスが繰り広げられた。

 鼎談の冒頭で巻上さんは、今回のテーマについて「伊豆山の土石流災害があり多くの人が亡くなったこともあり『祈り』をテーマに掲げた」と説明。町田さんと安田さんは今回が初顔合わせとなったが、3人の息の合ったトークに参加者らは熱心に耳を傾けた。町田さんは、願いと祈りの使い方の違いなどを解説。安田さんは「能」における物語の面白さなどを伝えた。巻上さんも加わった3人の話に会場からは笑いも飛んだ。

 パフォーマンスでは、巻上さんの尺八と琵琶奏者・塩高和之さんの琵琶の演奏をバックに、町田さんと安田さんによる「夢十夜」(夏目漱石)の朗読が行われた。演奏と朗読は即興で行われたといい、安田さんは「物語としての力を感じてもらえたら」と話した。

 音楽祭は10月16日・17日の2日間、音楽やダンス、パフォーマンスなどさまざまな催しを市内各所で予定する。16日は、「よだかの星」(宮沢賢治)を原案に音楽とチェコ人形劇のライブを14時30分からEOMO store(銀座町)で、「大空にとりなしの祈りあり」と題したライブを17時から起雲閣(昭和町)でそれぞれ行う。17日には11時30分から熱海サンビーチで、昨年の続編となる「海辺の兎に角2」と題した音楽パフォーマンスを行う。15時30分から起雲閣で朗読と音楽パフォーマンス「かくのごとき物語ありや否や」を開く。

 熱海の街を舞台にしたダンスと音楽のパフォーマンスのライブ配信も予定する。配信日は10月16日・17日。両日とも21時配信開始。

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