リゾートホテル「星野リゾート リゾナーレ熱海」（熱海市水口町）で10月1日、海の生き物をモチーフにしたイベント「海のいきものハロウィン」が始まった。

館内は海の生き物のハロウィーン装飾で彩られる

　同館の開放的な吹き抜け空間「アクティビティラウンジ」を相模湾に生息する海の生き物の装飾で彩る。海をコンセプトにしたハロウィーンイベントは、同館では初めての試みだという。

　熱海ならではのハロウィーンを楽しんでほしいと、同館からも一望できる相模湾に生息するウニやイソギンチャクなどの生き物を中心に装飾を施す。天井からはつるされたジャック・オー・ランタンをモチーフにした「ジャックオーウニタン」、フウセンウオのような「おばけウオソファ」、イソギンチャクやサンゴの装飾など、写真映えするフォトスポットを用意する。

　海の生き物に仮装できるコスチュームも貸し出す。子ども用の衣装を中心にカクレクマノミやマーメイドなど10種類を用意し、大人も子どもも楽しめるイベントにしたという。館内には、キンメダイ、サザエ、サクラエビを模した3種類の「海のおばけ」が登場する。海のおばけに「トリック・オア・トリート！」と言うと、イラスト入りのオリジナルクッキーをもらうことができる。初日となった1日は子ども連れの宿泊者が多く訪れ、思い思いの海の衣装を着て楽しむ姿が見られた。

　このほか、館内に設けられたスタンプを集める「海のいきものハロウィンスタンプラリー」を開くなど、期間中の館内は「海のハロウィン」一色に染まる。同館広報の安藤有紀さんは「相模湾をイメージしたこの土地ならではのハロウィーンを楽しんでもらえたら」と呼び掛ける。「当館は海と花火をコンセプトに掲げている。今月から熱海海上花火大会も再開されるので、この季節の催しを満喫してほしい」とも。

　利用は宿泊客のみ。10月31日まで。