休憩食事処(どころ)「熱海銀座 和べんち」(熱海市銀座町)がオープンして、10月20日で3カ月がたった。
同店を営むのは、5月に東京都内から熱海へ移住したジュンさんとトモちゃん。観光や街歩きの途中に気軽に立ち寄ってもらい休憩場所や食事を提供する店として7月20日にオープンした。
「熱海は祖父母の代から家族で頻繁に訪れてきた思い出深い街。子どもの頃から親しんできた熱海で店を開きたかった」とトモちゃん。店を始めるに当たり着目したのが、自身が感じた熱海観光での「不便さ」だったという。「坂道の多い熱海では、散策の途中で一休みできる場所や、座って食べられる場所が少なく、トイレを探すのにも苦労する」と話す。保育士の資格を持つトモちゃんは「授乳やおむつ交換ができる場所も限られる」とも。訪れた人が気軽に立ち寄れ安心して過ごせる休憩処の開業を決めたという。
3階建ての一軒家の一部を改装した店内は畳敷き。1階にカウンター4席を設け、2階は約20人が利用できる座敷で3階は8人まで利用できる個室にした。Wi-Fiや充電用コンセント、トイレ、シャワーのほか授乳スペースやおむつ交換台を設置。トイレは車いすでの利用にも対応する。
休憩利用は30分(500円)から対応。60分(1,000円)、90分(1,500円)、半日(2,000円)、終日(3,000円)のプランも用意する。60分以上の利用でソフトドリンクバーが付く。
利用客の声を受け、食事や酒類の提供も始めた。「おでん」(500円~)、「チャーシュー丼」(800円)、「締めのラーメン」(700円)が人気だという。近隣の「村越魚店」から仕入れた魚を使い、「お刺し身定食」(1,000円)や「焼き魚定食」(800円)も提供する。ドリンクは、生ビール(650円)、チューハイ(400円)、選べるラムネサワー(600円)のほか、静岡の日本酒やウイスキーなどをそろえる。
ジュンさんは「地元の人にも普段使いしてもらえる場所にしたい。今後は朝食の提供に加え、屋外カウンターの設置なども検討している」と話す。「熱海に来て困ったときに頼れる、観光案内所のような場所にしていきたい。地元の人が休憩所や宴会所として使え、観光で訪れた人にはほっとしてもらう熱海の実家のような場所にしたい」とも。
営業時間は11時~24時。火曜・金曜定休。