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熱海の素泊まり宿「瑞宝荘」、近隣事業者との連携強化へ

左からフランドールのパティシエ松下三幸さん、瑞宝荘の渡邉慎太郎社長

左からフランドールのパティシエ松下三幸さん、瑞宝荘の渡邉慎太郎社長

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 熱海の素泊まり宿「瑞宝荘」(熱海市咲見町)が11月、近隣の事業者との連携を強化する取り組みを始めた。

洋菓子工房「フランドール」とのコラボケーキ

 昨年で50周年を迎えた同館は、館内外のリノベーションを行ったりジューススタンドを併設したりするなどして、新たな試みを積極的に行っている。社長の渡邉慎太郎さんは「素泊まり宿なので、食事や娯楽などは近隣の店で楽しんでいただきたい。それが結果として、周辺店舗や商店街のにぎわいにつながる」と連携強化の背景を説明する。

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 第1弾として、近隣2店との連携を始めた。洋菓子工房「フランドール」(田原本町)とのコラボスイーツを開発。同館宿泊客に「フランドール」のパティシエが作ったオリジナルケーキ1個を進呈する。12月25日までの平日限定で、2人以上で同館の宿泊プラン「クリスマスフェアプラン」を予約した客が対象。素泊まりの料金と同額で予約できる。

 11月25日から、リラクセーションサロン「はれの癒」(田原本町)とも連携を図る。同館宿泊客に「はれの癒」で利用できる割引券を配布。「はれの癒」の客には同館に併設するジューススタンドの割引券を配布し、相互での利用を促進する。渡邉さんは「ビジネスホテルから素泊まり宿としてリニューアルして以来、昭和レトロ感を求めて若い女性やカップルのお客さまが増えている。そうしたお客さまにも満足してもらえるような取り組みにしたい」と話す。

 今後については、「近隣の店と連携して、熱海に来た観光客が街を回遊する取り組みにつなげていきたい。観光やグルメの定番スポットだけではなく、地元で愛される店や商店街のことも知ってもらうきっかけにしてもらえれば」と期待を込める。