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熱海のイタリアン&オイスターバー「かぎや」がリニューアル コロナ禍に対応

海鮮イタリアン&オイスターバー「かぎや」の青木さん(左)

海鮮イタリアン&オイスターバー「かぎや」の青木さん(左)

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 熱海の海鮮イタリアン&オイスターバー「かぎや」(熱海市銀座町)が3月22日、リニューアルオープンした。

新たに広いカウンター席を設置

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 東京や埼玉のイタリアンレストランやバーで修業を積んだ熱海出身の店主・青木善之さんが2000(平成12)年7月3日に開業した同店。1945(昭和20)年創業の和菓子店を営んでいた実家の建物を改装して開業にこぎ着けた。

 カキを中心に魚介類を使ったイタリア料理とワインの品ぞろえにこだわる。カキは、全国各地から年間を通して鮮度のよいものを仕入れて提供。「生オイスター食べ比べ 6ピース」(3,850円)、「焼きオイスター 6ピース」(3,300円)のほか、「オイスター熱函(ねっかん)野菜グラタン」、「オイスターアヒージョ」(以上1,980円)、「オイスターフリット」(660円)などのカキ料理を多くそろえる。ワインは常時30~40種類を置き、グラスワイン(550円~)、ボトルワイン(2,200円~)のほか、ワイン飲み放題(1時間=1,650円)も提供する。

 今回のリニューアルでは、新しくコースメニューを導入したほか、コロナ禍に対応して店内外の改装にも着手した。リニューアルの経緯について、青木さんは「まん延防止措置の期間中にできることをしたかった。世の中が変化し、団体利用が減って個人利用の増加が見込まれるところに合わせた」と話す。

 店内の改装では、新たにカウンター席を設けた。青木さんは「元々、夜だけでなく昼からお酒を飲めることを売りにしてきたが、1人で来店してもカウンターで気軽に飲めるようにした。少人数の来店にも対応できる」と話す。店外にはテラス席を4席設置。「感染を心配せず食事とワインを楽しんでほしい」とも。

 まん延防止等重点措置の期間中を休業してのリニューアル工事に充てていたが、解除に合わせて22日から営業を再開した。青木さんは「今後も、地元のお客さまにも観光のお客さまにも新鮮でおいしいカキを味わってもらいながら、昼も夜もワインなどお酒を楽しんでもらえれば」と呼びかける。

 営業時間は11時~14時、18時~21時。木曜定休。

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