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熱海初の関取「熱海富士」後援会発足 オール熱海の体制でサポート

後援会設立会見であいさつする内田会長

後援会設立会見であいさつする内田会長

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 熱海市出身の大相撲力士・熱海富士の後援会が発足し、熱海市役所で3月24日、設立会見が開かれた。

市民やファンから後援会会員を募る

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 現在19歳の熱海富士は、熱海市内の小学校・中学校を卒業後、飛龍高等学校(沼津市)に進学。相撲部で1年生からレギュラーを務めた。伊勢ケ浜部屋に入門後は2020年11月場所で初土俵を踏み、順調に白星を重ねて今場所から十両に昇進。大相撲歴代7位タイのスピードで昇進し、熱海市出身の力士として初の関取となった。

 設立会見には、後援会役員に就任した役員ら約20人が出席した。会長には熱海商工会議所・内田進会頭が就任。内田会長は「熱海富士の活躍で機運が高まり、後援会の設立に至った。しこ名に熱海を付けてもらえてうれしい。将来を嘱望されており、けがをしないで大成してほしい。長い目で応援していきたい」と期待を込めた。

 名誉会長に就任した斉藤栄・熱海市長は「中学生の時にあいさつに来てくれた人が関取として立派に成長した。熱海に厳しい状況が続く中で、熱海富士の活躍に市民は元気づけられている。末長く応援したい」と話した。市長のほか、商工会議所や観光、医療機関の関係者も役員に就いてサポートする。

 熱海富士の母・武井奈緒さんは「まだ19歳なので叱咤激励してもらい、さらに成長してほしい。活躍を期待しての応援をお願いしたい」と話した。

 後援会の年会費は一口=5,000円から。タオルや激励会の案内などを送る。入会は郵送かホームページで受け付ける。

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