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熱海駅前平和通り商店街に「いちごプラザ大福や」 伊豆の人気店が熱海初出店

熱海駅前平和通り商店街にオープンした「いちごプラザ大福や」

熱海駅前平和通り商店街にオープンした「いちごプラザ大福や」

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 「いちごプラザ大福や 熱海駅前店」(熱海市田原本町)が4月9日、JR熱海駅前の平和通り商店街にオープンした。

いちご大福のほか、季節の果物を使った大福も

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 イチゴの名産地である伊豆の国市に本店を構える同店。三島スカイウォークなどにも店を構え、熱海市内へは初出店となる。出店の経緯について、仲原孝彦店長は「熱海への出店は社長の夢でもあった。静岡では『紅ほっぺ』という品種は人気があるが、全国的には知名度が低い。おいしい『紅ほっぺ』を全国の人に知ってもらうきっかけになれば」と話す。

 本店を構える伊豆の国市は静岡県内でも有数のイチゴの産地として知られ、イチゴを栽培するビニールハウスが一面に広がる。イチゴ狩りのシーズンには、多くの観光客でにぎわう。本店は、現在の伊豆中央道沿いに21年前に開業。同店では1日約8000個、この15年間で累計約700万個のいちご大福を販売してきたという。

 大福のこだわりについて、製造責任者の飯塚幸雄さんは「通年でフレッシュなイチゴを使うことと、特製の餅と白あんにとことんこだわっている」と話す。12月~5月は、地元韮山の「紅ほっぺ」を直接契約農家などから仕入れ、6月~11月は四国や長野県から夏秋イチゴを仕入れることで、年間を通して冷凍ではない新鮮なイチゴを使うという。餅は国産の白玉粉、あんは大福に合う自家製の白あんを使うことで「イチゴの良さを引き立てる組み合わせ」だという。

 熱海駅前店では、主力の「いちご大福」のほか、イチゴを使ったスイーツや季節の果物を使った大福などを販売する。大福は、「いちご大福」(300円)、一回り大きなサイズの「ビックリいちご大福」(350円)、「とまと大福」「バナナ大福」(以上250円)など。「いちごチーズプリン」「ブルーベリーチーズプリン」「マンゴーチーズプリン」(以上400円)などもそろえる。「いちご大福」は、土産用に4個・6個の入りの箱売りと袋入りも用意する。

 仲原さんは「いちご大福を通して『紅ほっぺ』も知ってもらうことで、地域の活性化にもつながれば。老若男女、観光客も地元の人にも味わってもらいたい」と呼びかける。

 営業時間は9時30分~17時(土曜・日曜は9時~)。

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