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熱海・咲見町に「熱海ミニ横丁」 屋台7台、ご当地のグルメと土産物集め

オープンした「熱海ミニ横丁」

オープンした「熱海ミニ横丁」

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 ご当地グルメを集めた「熱海ミニ横丁」(熱海市咲見町)が4月9日、グランドオープンした。経営は伊豆半島。

串焼きや干物を提供する「焼き物屋台」

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 咲見町の商店街にある同横丁。2021年3月に「熱海温泉毒饅頭(まんじゅう)」の販売店としてオープンし、地元の食材を使ったドリンクなども販売してきた。リニューアルした経緯について、広報担当者の飛田春奈さんは「毒饅頭は土産物。熱海の思い出を持って帰ってもらう物だが、ご当地グルメもこの場で飲み食いして楽しい思い出を作ってもらえればとリニューアルした」と話す。

 横丁には、木造の屋台を7台設置。熱海や伊豆の食材を使ったメニューやご当地グルメなどを販売する。屋台は、肉まんや点心を販売する「点心屋台」、地元の果物や名産品を使うドリンクの「ソフトドリンク屋台」、串焼きや干物を提供する「焼き物屋台」、地元の食材を使った「揚げ物屋台」、地元の酒などを集めた「アルコール屋台」、熱海で作られたせっけんや土産物をそろえる「お土産屋台」、ドクダミを使った熱海温泉毒饅頭シリーズを販売する「温泉饅頭屋台」をそろえた。

 「点心屋台」で販売する肉まんには、ブランド牛「あしたか牛」を使う。タレントの江頭2:50さんが描いたロゴをあしらう「赤鬼まん」も販売する。「ソフトドリンク屋台」では、静岡県産のイチゴ「紅ほっぺ」と地元の「丹那牛乳」などで作る「あたみるく苺(いちご)」、岡山県産のブランドバナナ「瀬戸内ばなな」を使うバナナミルク「イマサラバナナ」などを販売する。「焼き物屋台」では、静岡のブランド牛「静岡そだち」や「あしたか牛」の牛串、伊豆の塩で焼く干物などを提供する。

 4月からは、毎週催しを開いて盛り上げている。点心の購入者に無料で激辛トッピングを提供したり、縁日遊びをしてもらったりするキャンペーンを行うほか、屋台で販売するメニューも入れ替えていくという。飛田さんは「にぎわう熱海駅前の商店街と銀座商店街の間にあるが、人が足を止めるような場所にして地域の活性化につなげられれば。この店を起点に街を盛り上げていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は10時~22時。4月11日~13日は休業。

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