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熱海の「ATAMI SUP」が体験会 バーベキューや海上ヨガを楽しむ

SUP YOGAを楽しむ参加者と山口さん(手前)

SUP YOGAを楽しむ参加者と山口さん(手前)

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 熱海横磯港を拠点に活動する「ATAMI SUP(アタミサップ)」(熱海市東海岸町)が7月16日、バーベキュー付きSUP体験会を開いた。

初めての子どもでもSUPを楽しんだ(関連画像6枚)

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 ATAMI SUP代表の山口明菜さんは伊東市出身で、趣味としてサーフィンやスノーボードに取り組んできた。10年ほど前にワーキングホリデーで訪れていたオーストラリアでSUPと出合い、日本に帰国後にSUPの魅力を広めようと2017(平成29)年にATAMI SUPを立ち上げた。現在は、熱海サンビーチ近くの横磯港を拠点にSUPやSUP YOGAなどのスクールを運営する。

 今回の体験会は、静岡県内でSUPの普及活動を行う「静岡SUP FLEET」が協力して毎年開催しているイベントで、大人から子どもまで30人が参加した。参加者は、横磯港内でSUP YOGAをするグループと、港外に出て熱海サンビーチ沖をSUPで回るグループに分かれ、それぞれ水上のアクティビティーを楽しんだ。

 SUPの後は、横磯港にある「おさむ商店」で海鮮バーベキューが提供され、参加者は海の幸に舌鼓を打った。県外から参加した女性は「普段は江ノ島でSUPを楽しむが、今回は初めて熱海で体験した。海からの熱海の景色も良かったので、また来たい」と話した。

 通常営業では、観光客や熱海に別荘がある人の参加が多いという。山口さんは「海離れが叫ばれているが、SUPを通して海の楽しさを体感してほしい。大人も久しぶりに海に入ったと笑顔で喜んでくれる人もいる。最近では、熱海に住む83歳の男性が初めてSUPにチャレンジし、乗れて楽しかったと言っていた」と話し、「湾内は波が静かで初心者でも楽しめる。上級者向けには洞窟SUPもある。海の上ではマスクを外し、深呼吸して熱海の海を満喫してもらえれば」と呼びかける。

 ATAMI SUPの営業時間は9時~17時。

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