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熱海に焼きカツ丼店「とんかつ丸七」 卵で「とじない」製法で提供

「とんかつ丸七」の「焼きカツ丼」

「とんかつ丸七」の「焼きカツ丼」

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 焼きカツ丼店「とんかつ丸七(まるしち)熱海店」(熱海市清水町)が9月15日、渚小公園近くにオープンした。経営は静岡県内で飲食店を展開するRAY(静岡市)。

テイクアウト用に分厚い「カツサンド」も提供する(関連画像5枚)

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 「とんかつ丸七」は、東京・門前仲町に本店がある「焼きカツ丼」が人気のトンカツ専門店。「焼きカツ丼」とは、「卵焼きカツ丼」の略で、一般的なかつ丼のようにトンカツを卵でとじる製法とは違い、卵焼きの上に揚げたてのトンカツを載せて提供する。

 出店の経緯について、静岡県内で居酒屋や焼き肉店など飲食店を運営する同社の山田亮太社長は「丸七本店を立ち上げた代表とは、10年ほど前に一緒に仕事をしていた縁があった。当社の居酒屋事業がコロナ禍で集客が落ちてしまったため、新しい事業を模索する中で、フランチャイズとして丸七を出店させてもらえることになった」と話す。2021年12月に静岡店を開業し、好調だったことから続けて富士店を開業。山田社長の出身地・熱海での出店は、同社にとって3店舗目となる。

 メニューは、「焼きカツ丼」(並=1,300円、上=1,800円、特上=2,400円、極上=3,500円)、「ロースカツ定食」(1,600円)、「極厚ロースカツ定食」(2,500円)など。「焼きカツ丼」のほか、カツサンドはテイクアウトに対応する。

 原材料は、国産豚肉や静岡県産の卵を仕入れ、「パン粉や油、たれは本店と同じものにこだわる」と山田社長。「一番のお薦めは、国産リブロースを使う『焼きカツ丼』の特上。極上はリブロースの中でもさらに上質なところのみを使う」という。「カツは事前に低温調理をしておくことでうまみが凝縮する。分厚いカツでも10分程度で提供することもできる」とも。

 地元・熱海での出店には、強い思い入れがあるという山田社長は「今後、地元貢献につながる活動をしていきたい。サクサクした食感のカツ丼を用意しているので、おなかをすかせて来店してもらえれば」と呼びかける。

 営業時間は11時30分~15時、17時~20時。水曜・木曜定休。

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