熱海市西部地区町内会連合会が4月1日から3日間、今宮神社(熱海市桜町)で「西部ひなのつどい」を開いた。
市民から寄贈を受けたひな人形を神社の入り口階段や参道などに飾る。地域住民の交流や西部地区のにぎわい創出を目的に、昨年から始めた。西部地区では本来の3月3日の桃の節句とは別に、4月3日にひな祭りを行う風習があったことから、この時期での開催を決めたという。
神社の境内には華やかの着物をまとったひな人形約750体が並び、訪れた住民らが笑顔で鑑賞する姿が見られた。
同連合会相談役の清水一衛さんは「準備には地域の婦人会や住民が協力してくれた。毎年開催して根付かせていきたい。今宮神社に人が集まることが、交流やにぎわいの創出につながれば」と期待を寄せる。