熱海のご当地スイーツ「熱海プリン」の製造販売を手がける「フジノネ」(熱海市下多賀)が4月10日、丸七製茶(島田市)とコラボレーションしたスイーツの販売を始めた。
抹茶フェアとして抹茶を使ったメニューの提供も(関連画像3枚)
丸七製茶は、1907(明治40)年に創業した老舗製茶会社で、静岡県で初めて抹茶の製造を始めたとされる。
熱海プリン全店で販売を始めたコラボスイーツには、新茶の季節に合わせ、丸七製茶が製造する「金抹茶」を使う。静岡県産一番茶の抹茶品種「さみどり」が入った金抹茶は、色鮮やかな緑色とあっさりとしたまろやかな味わいが特徴だという。
販売が始まったのは、抹茶プリンときな粉餅風のプリンを瓶に入れた「静岡抹茶ときなこプリン」、香ばしさと優しい口当たりが特徴という「静岡ほうじ茶プリン」(以上450円)、「抹茶プリンのアイス」(480円)。熱海プリン(田原本町)、熱海プリンカフェ2nd(銀座町)、ドライブイン熱海プリン食堂(上多賀)、渚の熱海プリン(和田浜南町)で販売する。
通販限定で、「静岡抹茶プリン・静岡ほうじ茶プリン食べ比べセット」(3,500円)、木箱に入れた「超抹茶プリンケーキ」(5,000円)も販売する。
同店パティシエの高羽康朗さんは「丸七製茶の抹茶のおいしさを楽しめるように、『静岡抹茶ときなこプリン』はきな粉餅のようなもちもちした食感のプリンと抹茶プリンの2層に分けた。ほうじ茶プリンは、濃厚なほうじ茶の味わいが特徴の新しいフレーバー。お茶がおいしいこの季節に、特別なプリンを楽しんでほしい」と話す。