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熱海のカフェがコーヒー豆のネット販売 月1回限定「Q認証コーヒー」お届け

月1回のみのEC販売を始めた「ROLLING ROASTERS」

月1回のみのEC販売を始めた「ROLLING ROASTERS」

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 熱海・伊豆山のカフェ「ROLLING ROASTERS(ローリング・ロースターズ)」(熱海市伊豆山)が4月9日、コーヒー豆を販売するECサイトをオープンした。

注文のあったQ認証コーヒーは缶に入れて届ける(関連画像5枚)

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 Qグレーダーが抽出するコーヒーを提供するカフェとして、昨年3月に開業した同店。Qグレーダーとは、SCA(スペシャルティコーヒー協会)が定めた基準でコーヒーを評価できるとCQI(Coffee Quality Institute)が認定した国際的なコーヒー鑑定士資格。資格にはアラビカ種コーヒー豆の「CQI認定Qアラビカグレーダー」、ロブスタ種コーヒー豆の「CQI認定Qロブスタグレーダー」の2種類がある。Qグレーダーになると、正式な手順で評価したコーヒーをQ認証コーヒーとして認証できるようになる。国内では唯一、伊豆山にあるJCE(Japan Coffee Exchange)熱海ラボがQコーヒー品質鑑定・認定証を発行している。同店はJCE熱海ラボの隣にある。

 これまでは店でのコーヒーの提供とコーヒー豆の販売に限っていたが、遠方からのQ認証コーヒー豆を購入したいという要望が多く、ECサイトの開設を決めたという。ECでの販売もQ認証コーヒー豆のみで、店で焙煎(ばいせん)した豆を取り扱う。豆の価格は鑑定スコアによって異なり、100グラム当たり1,100円~3,700円で販売。缶入りで12種類ほどをそろえる。

 新鮮な焙煎豆を届けようと、受注に応じて焙煎する。注文は毎月9日のみ受け付け、商品は翌月9日に発送する。

 「あっという間の1年だった」と開業から1年を振り返るQグレーダーで同店マネジャーの天野恵子さん。「カフェはリピーターも増えてとてもうれしい。初めてのお客さまにも、Q認証コーヒーの品質を知ってもらえるように、フレグランスを嗅いで楽しみながら好みのコーヒーを選んでもらっている。Qグレーダーの資格に興味を持ってくれるお客さまもいる」と話し、「より多くの人にQ認証コーヒーを知ってもらいたい。ECサイトのオープンを機に当店のコーヒーを体験してもらえれば」と呼びかける。

 実店舗の営業時間は、6時~9時、14時~17時。週末のみ営業し、営業日はインスタグラムで知らせる。

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