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熱海におにぎり店「琴むすびcafe」 しつらえに猫好き店主のこだわりも

「琴むすびcafe」をオープンした木内琴美さん

「琴むすびcafe」をオープンした木内琴美さん

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 熱海におにぎりカフェ「琴むすびcafe」(熱海市渚町)が5月10日、オープンした。

おにぎりとみそ汁などをセットにした「小腹セット」(関連画像5枚)

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 熱海出身の木内琴美さんが開業した同店。介護福祉士として働いていた木内さんは、カフェを経営することが長年の夢だったという。「周りの友人や知人に、いつかカフェをやりたいと言っていた。この場所もそれを知っていた物件オーナーから直接声をかけてもらった。念願の自分の店をスタートできたことがうれしい」と笑顔を見せる。

 店内にはカウンター席とテーブル席を合わせて13席を用意。外のテラス席はペット同伴での食事もできるようにした。店内には、「自宅で猫を飼っていて猫が大好き」という木内さんがこだわって選んだという猫のイラストを描いた壁紙や猫の小物を置く。料理を提供する皿やコースターにも猫のデザインが。椅子も猫をイメージした形の物を選んだという。

 メニューは、全て手作りというおにぎりやみそ汁などを用意。おにぎりは定番12種類のほか、「本日のおにぎり」を2種類ほどそろえる。おにぎりに使う米は金芽米「つや姫」で、注文を受けてから木内さんがにぎって提供する。おにぎりの価格は単品=150円~。セットメニューは、「小腹セット」(650円)と「まんぷくセット」(1,200円)の2種類を用意する。おにぎりなどに使う塩を西伊豆の戸田塩、かつお節を網代のかつお節店「丸藤」から仕入れるなど、できるだけ地元産の食材を使う。テイクアウト用のおにぎりも用意する。

 オープン初日は、友人や知人のほか、開店を聞きつけた地元の客でにぎわったという。木内さんは「おにぎりとみそ汁は、ホッとできて日本人でよかったと思える組み合わせ。ほっこりとくつろげる場所にして、地元に愛される店にしていきたい」と話す。

 営業時間は11時~16時。月曜、第1・3火曜定休。

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