クラフトビール店「MT.FUJI BREWING（マウントフジブリューイング）」（熱海市田原本町）が4月28日、JR熱海駅の商業施設「ラスカ熱海」内に期間限定でオープンした。

ラスカ熱海のNewDays横にオープンした「MT.FUJI BREWING」（関連画像4枚）

　富士宮市に本店を置く同店。開業は2019年3月で、富士山の湧水を使ったビールを製造販売する。同商業施設では、3カ月の期間限定で自社製造のクラフトビールを販売する。出店の経緯について、同店店長の中村直樹さんは「ラスカ熱海内のテナントなどで販売してきた当店の缶ビールが好評だった。熱海の駅前は、他県や海外からの観光客も多く、PRするには最適な場所だと思った」と話す。

　今回は、同店が製造するクラフトビールを入れ替えながら毎日4種類を販売。客の目の前でタップから注いで提供する。湧水で作っているので口当たりが優しいという。メニューは、定番の「黄蘗富士（きはだふじ）」「琥珀富士（こはくふじ）」のほか、ブルーベリー味のビール「フルーツウィートエール」など。価格は、Sサイズ＝680円～、Mサイズ＝880円～。3種類飲み比べセット（1,100円）も販売する。

　中村さんは「ラスカ熱海や商店街で買える食べ歩きの熱海グルメとのペアリングも楽しんでほしい。ビールと共に静岡を感じてもらえれば」と呼びかける。

　営業時間は10時～19時。