抹茶スタンド「熱海青葉舎(あたみせいようしゃ)」(熱海市渚町)が7月1日、初川橋近くにオープンした。
京都にある日本茶スタンド「八十八良葉舎(はとやりょうようしゃ)」(京都市右京区)の姉妹店としてオープンした同店。2019年11月に「八十八良葉舎」、今年1月に「八十八浅草」(東京都台東区)がオープンし、いずれも国産原材料を使った抹茶ドリンクやスイーツを提供する。熱海での出店の経緯について、広報担当者の松田歩実さんは「静岡県産のお茶を使って熱海では珍しい抹茶スタンドを作りたかった。海に近いローケーションで熱海の海をイメージした商品を提供することにした」と話す。
店内にはオープンカウンターを設け、注文を受けてから客の目の前で店員が抹茶をたてて提供する。「スタッフが抹茶を一杯ずつたてるので、香りも楽しんでほしい」と松田さん。沼津産の茶の品種「やぶきた」を使った同店オリジナルブレンド「富士抹茶」を使う。「爽快で香り高い」特徴があるという。
メニューは、塩味の効いたクリームを抹茶のグリーンティーに合わせた「塩抹茶ラテ」や「抹茶ラテ」(以上700円)のほか、抹茶プリンにマスカルポーネクリームをかけて富士山のような形に仕上げた「富士プリン」(750円)などを用意する。
松田さんは「京都や浅草の店も中心地から離れた場所だが、わざわざ店を求めて来てくれるお客さまが多い。熱海も観光客が足を運んでくれる店にしたい。海にも近いのでテイクアウトして海と一緒に商品を撮影してもらえるとうれしい。オリジナルの抹茶を通してお茶のおいしさを伝えていければ」と話す。
営業時間は10時~17時。