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MOA美術館で特別展「茶の湯の造形」 十三代三輪休雪の作品展示

MOA美術館の「特別展 十三代三輪休雪 茶の湯の造形」の様子

MOA美術館の「特別展 十三代三輪休雪 茶の湯の造形」の様子

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 「特別展 十三代三輪休雪 茶の湯の造形」が現在、MOA美術館(熱海市桃山町)で開かれている。

十三代三輪休雪さんが作品を制作するショートムービー(関連画像6枚)

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 江戸時代初期から続く萩焼窯元「三輪窯」(山口県萩市)の十三代三輪休雪さんの茶わんや花いけ、水差しなど18点の作品を展示する同展。千住博さん、杉本博司さん、室瀬和美さんの作品や南宋時代の墨跡などと組み合わせて展示する。

 1951(昭和26)年に三男として生まれた十三代休雪さんは、青年期にはアメリカに留学して現代アートを学んだ。アメリカ各地を旅して大陸ならではの大自然のエネルギーを体感したことが帰国後の活動の基盤となったという。2017(平成29)年に発表した茶わんシリーズ「エル キャピタン」が代表作の一つ。「休雪白」と呼ばれる純白の釉薬(ゆうやく)を使い、「大自然のエネルギーが表出した造形美」を生み出している。

 特別展では、十三代休雪さんが実際に作品を制作する様子を収めたショートムービーも上映する。同館の広報担当者は「白い釉薬が特徴の作品がどのように作られているかを見てほしい。制作風景の迫力を感じられるはず」と話す。

 同美術館の開館時間は9時30分~16時30分。木曜休館(11月23日は開館)。観覧料は一般1,600円ほか。12月10日まで。

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