国際芸術コンペティション「アートオリンピア2024」の作品募集が現在、行われている。主催は熱海山口美術館(熱海市渚町)を運営する一般財団法人山口文化財団(さいたま市)。
アートオリンピアは、世界の才能あるアーティストを発掘して活動を支援しようと2015(平成27)年に始まった。今回が5回目。2022年に開催の第4回では、国内外から2450点の応募があった。
一次審査では作品の画像データを審査する。80作品を選出後、実作品で最終審査を行い、各賞を決定する。審査に当たるのは、画家で東京藝術大学名誉教授の保科豊巳さんや美術家で秋田公立美術大学学長の北郷悟さんら8人。1位金賞の受賞者には賞状のほか副賞1,000万円を贈る。2位銀賞(副賞=200万円)、3位銅賞(同100万円)、学生賞(同10万円)なども用意する。
現在、作品を募集している。3月31日まで。応募資格は18歳以上。油彩、日本画、写真など平面作品に限る。AIの使用や共同制作は不可。1人3点までの出品を受け付ける。出品料は、一般=1万3,000円、学生=6,500円。一次審査を通過した80点の作品の展覧会を6月27日から「起雲閣」(昭和町)で開く。歴代の受賞作品は熱海山口美術館で展示している。