熱海市内のスイーツ店に現在、桜をイメージした新作スイーツが並び始めている。日本一早咲きといわれる「あたみ桜」のシーズンは終わったが、代わりに「熱海スイーツ」が街に彩りを添えている。
「ベリベリークレープ」の「あたみさくらクレープ」(関連画像2枚)
「熱海プリン」全店では、2月23日から「さくらソースで味わう苺(イチゴ)さくらプリン」(420円)の販売を始めた。熱海プリンの新作で、静岡県産イチゴのピューレを使ったプリンに桜風味のソースをかけて食べてもらう。店長の根本美洋さんは「春めく熱海にぴったり。春を先取りして楽しめる熱海の観光と合わせて楽しんでほしい」と話す。
わらび餅専門店「甘味処(かんみどころ)鎌倉 熱海温泉店」(熱海市咲見町)は2月26日、「さくらラテ」「さくら和紅茶ラテ」(S=650円、M=770円)の販売を始めた。「さくらラテ」は、桜風味のラテにホイップクリーム、桜シェイブチョコレートをトッピングする。「さくら和紅茶ラテ」は、桜風味の和紅茶ラテにホイップクリーム、桜ソースをかけて提供する。いずれも細かく刻んだわらび餅を桜風味のソースに合わせたものをベースにする。4月7日まで。
「いちごプラザ大福や」に併設する「ベリベリークレープ」(田原本町)は、「あたみさくらクレープ」を販売する。西伊豆・松崎町特産の桜葉の塩漬け、伊豆の国産イチゴ、自家製のムラングフレーズ、桜あんなどをトッピング。「ふ義商店」(上多賀)の桜をイメージした生ふを飾る。店長の山田清彦さんは「いろいろな食感を楽しんでもらえるように工夫した。味覚や香りもバラエティーに富んだ商品になっている」と話す。4月中旬まで。
「大島桜」「ソメイヨシノ」なども順々に咲き長期間にわたり桜を楽しむことができる熱海ではピンク色が映える「熱海スイーツ」も、桜と共に観光客を迎える。